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まいなーびーえすでぃーとものかい

そもそもBSDがまい(ny

はじめに

このページはたくさん?ある*BSDのうち、マイナーな*BSDの情報を自分のページです。というか、自分用のめも。

OSunC 2014 川越で発表した内容がもとになっています。

マイナーじゃない*BSDって?

次の4つです。

DragonFly BSDはあまり国内では知られていませんが、たとえば、EuroBSDConのページでも例として挙げられている中に含まれていますし、BSD Certification Groupが行っている資格試験、BSD Associate等でも試験範囲のOSになっていますので、メジャーといっていいと思っています。(というか、全俺がそう考えるからですw)

あと、このページでは、Darwin&OS Xも除外しています。(OpenDarwinが無くなったあと、PureDarwinプロジェクトが後継プロジェクトとして活動していますが、停滞しているようです。)

4つのメジャーなBSD+OS Xについては、FreeBSDプロジェクトが保守するbsd-family-treeいう資料が一番有名でしょうか。

○○BSDがないんだけど

ここでとりあげているものは、Forkを宣言している(と思われる)ものです。たとえば、FreeNASPC-BSDは、ここではとりあげない、ということです。(これらは、FreeBSDをベースにしたディストリビューション、といえると思います。)

あと、活動がほとんど無くなったものは取り上げていません。(たとえば、ÆrieBSDなんかがそれにあたります。)

マイナーBSDの特徴

ちょっと大げさですが、こんな感じ

  • Fork元のあれこれの方針やイケてない現状にがまんならず、Fork
  • Fork元からだいたいガン無視
  • (予定通りには)なかなか新しいリリースは出てこない

マイナーBSD一覧(?)

 MirOS BSD - a wonderful operating system for a world of peace

http://www.mirbsd.org/

一般にMirBSDといわれます。2002年にOpenBSD 3.1からforkしました。始まりについては、歴史のページが詳しいです。

特徴的なところは、スリムなbase systemとしてI18Nも削除していること、いくつかのGNUツールについて、かなり早くから、BSDライセンスのオリジナルのUNIXのコードをベースにしているものに置き換えていることなどが挙げられます。

その他サブプロジェクトとして、いくつかのプロジェクトがあり、一番有名なものは、mkshというpdkshをベースにしたkshでしょうか。

パッケージシステムは他のBSDと同様、FreeBSDのportsシステムをお手本とした、MirPorsがあり、他のBSDへの対応もあるのがおもしろいところです。使い方は、Fork元のOpenBSDのportsシステムと同じ感じです。

あと、NetBSDのパッケージシステム pkgsrc が公式対応しています。そちらを使ってもいいでしょう。

VCSはCVSを使っています。

ちょっと古いのですが、プロジェクトリーダの方の、BSD Talkでのインタビューがあるので、興味のある方はどうぞ。

最新はのリリースは2008年に出た #10semelです。i386とsparcがあります。開発版のsnapshotがあるので、そちらを入れたほうがいいかもしれません。

Webサイトは頻繁に更新されているので、Webサイトをまめにみていればよいと思います。

 MidnightBSD - the BSD for everyware

http://www.midnightbsd.org/

名前の意味がよくわからない、という印象が第一印象のBSDです。2005年にFreeBSD 5.1 betaからForkしました。始まりについては、aboutのページが詳しいです。

名前についても、aboutのページに由来があって、SharkBSD、HammerHeadBSDなど、53個くらい案があって考えていて、結論として、飼い猫の名前 Midnight からとったんだそうです。(公式ロゴの月にのっている黒猫君がそれだったんですね。)

特徴は、初心者でもBSDの経験者でも使いやすいデスクトップのBSDをめざしていることです。OSの新機能は、FreeBSD・DragonFly BSDから主に取り込まれています。(ZFSも使えるようです。)

パッケージシステムは、FreeBSDのportsシステムをお手本とした、mportsというシステムがあります。

VCSは、CVSを使っています。ただし、mportsはSubversionになりました。

プロジェクトリーダの方のインタビューが、BSD Showというポッドキャストであったのですが、BSD Show自体、サイトが無くなってしまいましたので、聴くことができなくなってしまいました。(ちなみに、リーダの方の奥様と一緒にプロジェクトはやっているみたいです。ポッドキャストでも出て見えました。)

最新は、0.4-RELEASE-p13です。FreeBSDと名前のつけかたは同じみたいです。i386とamd64があります。

Webサイトの更新はあまりありません。公式blogも更新が滞っています。一番確実のは公式twitter @midnightbsd をみていることです。

 bitrig - free, fast, and secure Unix-like Open Source operating system

http://www.bitrig.org/

今、一番アツイマイナーBSDだと思います。2012年にOpenBSDよりForkしました。名前に"BSD"がつかない珍しいBSDです。

特徴は、(OpenBSDと比べ)ちいさなbase systemをめざしていること、現代的なアーキテクチャ(具体的にはi386とamd64とarm)のみをサポートすること、コンパイラをLLVMとすること、仮想化(具体的にはKVM)とjournaling(具体的にはNetBSDのWAPBLの移植)への対応をすること、です。

これらのうち、仮想化以外については、完了しています。これらのほかにも精力的に開発が続いています。

パッケージシステムは他のBSDと同様、FreeBSDのportsシステムをお手本とした、bitris-porsがあります。使い方は、Fork元のOpenBSDのportsシステムと同じようです。

VCSは早々にGitに移行しています。Github上で開発が行われています。

まだリリース版がありません。ただし、snapshotがあり、OpenBSDと同じ感じのsetsがあり、インストールできます。

Webサイトは頻繁に更新されています。また、twitter @bitrig があり、これをみていてもいいでしょう。

 EdgeBSD

https://www.edgebsd.org/

一番新しいマイナーBSDで、一番よくわかりません。2013年にNetBSDからForkしました。(NetBSD.frの中のひとぽいです。)

特徴的なのは、NetBSDをより開発しやすくしていこうとするものであるといえると思います。もっというと、NetBSDプロジェクトとともに歩んでいきたいという姿勢があることです。具体的には、FrOSCon 2013の発表資料を見るといいでしょう。また、NetBSDの何をイケてないとしているかは、AsiaBSDCon 2014の発表資料を見るといいでしょう。

どちらかというと、デスクトップにフォーカスしているような印象をうけます。(下にあるPodcastでも、そんな話がでてきます。)

パッケージシステムはNetBSDのpkgsrcをほぼそのままとりこんだもの edgebsd-pkgsrc があります。(ただし、実際に使えるかは未知数です。)

VCSは早々にGitに移行しています。(ただし、masterブランチのcommitが止まっているので、要注意です。)

プロジェクトリーダのインタビューがBSD Nowにあるので、興味のある方はどうぞ。(18:36あたりから。)

まだリリース版がありません。リリース版が出るかどうかもわかりません。(そういう意味はForkしたといっていいかどうかもわかりませんね。)

Webサイトの更新はあまりありません。twitter @EdgeBSD もありますが。ぜんぜんつぶやかれません。

 JabirOS

http://jabirproject.org/

一番新しいマイナーBSDです。2013年にFreeBSDからForkしたようです。(2.0.0はFreeBSD 10からForkしているようです。)

もともとは、Ubuntuをベースとしたディストリビューションだったようです。しかし、2013年にFreeBSDをベースにすることを決め、現在にいたっています。

FreeBSDベースのディストリビューション、といわれることが多いせいか、2014年5月出た2.0.0のリリースアナウンスにも、「JabirOS isn’t a FreeBSD distribution anymore.」と記載されています。(myconの記事も誤解していると思います。)もっとも、Forkした理由は全くサイトには書かれておらず、よくわかりません。

本の虫の記事では、デスクトップにフォーカスしているという記述がありますが、現在のWebサイトは1.0.0が出たあと作り直されているようで、現在のサイトにはそのような記述はありません。(ただし、sourceforge.netの方には、それらしい記述があります。)

パッケージシステムはFreeBSDのportsをそのままつかっているようです。

VCSの公開はいまのところありません。(そういう意味はForkしたのではなく、FreeBSDベースのなにか、という見方も当然だと思います。だた、らずぱいのインストールイメージを公開したときに、「ソースはまもなくGithubで」と案内に書いていたので、出すつもりなのだと思います。たしかに、それっぽいものは見つかります。)

リリース版は2.0.0が出ていますが、FreeBSDとの違いがぜんぜんわかりません。(そういう意味はFork(略)。)

Webサイトの更新は時々あります。twitter @JabirTech もときどきつぶやかれているので、どちらも見ているといいと思います。

 RetroBSD - Unix for microcontrollers

http://retrobsd.org/

PIC32マイコンで動くBSDです。2011年に2.11BSDを移植するところから始まったみたいです。

VCSはGitです。Github上で開発が行われています。

リリース版はありません。リリース版が出るかどうかもわかりません。

たけおかさんという方が試してみたのをblogに書いてみえるので、まずはこれを見るといいと思います。日本NetBSDユーザーグループのBoFでの発表資料もあります。

Webサイトの更新は普通にあります。Webサイトみてるといいと思います。

間違いの指摘や、ご意見などは、FrontPageにある連絡先にメールを下さるとうれしいです。

最終更新時間:2014年09月24日 23時32分34秒